これから、シャドーイングでリスニング力を上げるために大切となる自分のレベル(WPM)の理解と教材選びについてご説明します!
自分のレベルを理解して、自分にあった教材でシャドーイングをするために大切なことは2点ございます。
1点目は、シャドーイング・リスニングにおける到達度の指標=WPMについて理解していただくこと。
2点目は、自分のレベルにあったWPMの教材を選択することです。
もくじ
WPMについて理解する
WPM(Word Per Minute)とは、1分間あたりに発話された単語数のことを指します。
文章の単語数 ÷ 発生するのに掛かった秒数 × 60 =WPMとなります。
例えば、100単語の文章を40秒で読んだ場合、
100 ÷ 40 × 60 = 150 wpm になります。
各試験におけるWPMの目安
目安として、各試験などにおけるWPMは以下のようになります。

なぜWPMが重要か?
リスニングは「音を聞き取る」だけでなく、「処理速度に追いつく」ことが大切です。
例えば、平均的な日本人は130wpm程度まで理解できますが、TOEICは150wpm程度。この差が「速くて聞き取れない」原因になります。
このギャップを埋めるために、自分が聴き取れるWPM+5〜10 程度の教材を選択してシャドーイングすることで、聴き取れる速度を上げることができます。
筋トレを行う時に、自分が持てるより少し重いダンベルで負荷を掛けることで、次第に重いダンベルが持てるようになっていくことと似ていますね。
自分のレベルにあったWPMの教材を選択する
Shadogでは、インストール時や3日に一度のレベルチェックテストにより、あなたのWPMがわかります!
診断されたWPMより5~10高い教材を選んでシャドーイングしてみましょう。
WPMは教材選択画面の上部に表示されています。

まずは、レベルチェックテストにおけるWPMを目安に、一つ教材を選択してシャドーイングの練習と提出をしてみましょう。
音源が速いと感じた、もしくはシャドーイングの添削画面で点数が60点より低かった方は、WPMを落とした教材でシャドーイングしてみてください。

音源が遅いと感じた、もしくはシャドーイングの添削画面で点数が90点より高かった方は、WPMを上げた教材でシャドーイングしてみてください。

よくある質問(FAQ)
Q. どれくらいのペースでWPMを上げればいいですか?
A. 2~3週間ごとに+5前後が目安です。
Q. 単語や文法、発音が弱いとWPMは上がりませんか?
A. 上がります。ただし語彙・文法・発音・音声知覚を並行して鍛えると効果的です。Shadogでは1つの教材で語彙・文法・発音・音声知覚の全てを学習できるようにしているので是非シャドーイングの機能も活用してみて下さい!
Q. WPMを意識しすぎるデメリットは?
A. 速度だけを追うと理解が置き去りになることがあります。意味理解や発音の練習と並行してみましょう。
Q. TOEICで目標にすべきWPMは?
A. 140〜160が目安です。現状のWPMから+5ずつ段階的に近づけていくことで、到達できます。
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